ハロホルム反応 メチルケトンを塩基性条件下でハロゲン化すると。生成したα−ハロケトンの反応性がもとのメチルケトンよりも大きくなるので、さらにハロゲン化が進行します。最終的にはOH−が求核種としてカルボニル基に付加し、酸素アニオンの電子押し込み効果によってトリハロカルボアニオンが脱離して、ハロホルムとカルボン酸を与えます。この反応はハロホルム反応と呼ばれます。 参考)電子の動きで見る有機反応のしくみ