Aは1,2ジアミノエタンと反応しているので、シスプラチンだと思われます。
Aの構造
そして、おそらく1,2ジアミノエタンはアンモニアと置換していると思います。
なので、Dの構造は以下のようになると思います。
Bはシスプラチンのトランス異性体です。
Dは「Magnus’s green salt」として知られる塩で、[Pt(NH3)4][PtCl4]の化学式を持つ無機化合物です。その一次元的な興味深い構造により材料化学の研究材料となっています。構造は以下のようなものです。
解答では、上の構造式を書けば十分であると思います。
参考)https://en.wikipedia.org/wiki/Magnus%27s_green_salt
ア +2
イ 三方両錐
ウ 0
エ 18
オ 四面体
※オの四面体は正四面体ではありません。VSEPR則より、歪んだ四面体になります。
$\rm PPh3$の電子供与性がCOよりも大きいため、中心金属の電子密度が増加し、そして、カルボニル配位子に対する逆供与結合が大きくなり、C-O間の結合は弱くなる。そのため、$\rm Fe(CO)_3(PPh3)_2$のCO伸縮振動数はより大きな値となる。