理系の皆様、今日も日々の勉強や研究、就活お疲れ様です。ホームです。
僕もこの1月で卒研を無事迎え、つつがなく終われそうです。
どうでもいいかもしれませんが、実は僕はあまり人間関係が得意ではない人間です。
4年間真面目に大学生活を送った末、一緒にあそびに行ったりする程度の友達ですら1人しかできなかったほどです。
そんな僕でも研究室の人間関係で嫌な思いをすることなく無事終えることができました。
そのためにやったことを以下に書こうと思います。
卒研配属が不安な人や、研究室生活に居づらさを感じている人は、ちょっとやってみるかぐらいに思っていただけると幸いです。
1. はじめての顔合わせの時はこっそりスマホでこっそり録音しておこう
これは研究室のメンバー全員の名前を覚えるためです。人はすぐに忘れてしまいます。そしてついつい名前を覚えられなくて後でその方が誰だったか、先輩に「すいません忘れてしまったので名前をお聞きしてもいいですか」確認するくらいならできるだけしゃべらない方がいいと思ってしまいませんか?
でもそうするとだんだん気まずくなってもっとしゃべれなくなります。
そういう最悪の事態を防ぐために、録音しておきましょう。後でだれがだれだったか確認できるようにです。普通に同期にあの先輩誰だったっけと聞くのもありですが、だれも覚えてなければ同じく詰みです。「〇〇先輩」、「〇〇さん」と呼べるようになるところが研究室生活のスタートです。
2. 研究室配属された初日にゴミほりに行こう
研究室では多くの雑用があると思います。薬品の注文、試薬瓶の登録、液体窒素の運搬などです。これらは研究室や大学ごとにルールがあり、手順とかもあって、先輩に聞かないとできないことばかりです。しかし、どんな大学の、どんな分野の研究室でもある雑用で、右も左もわからない配属初日に学生でもできる仕事があります。それがゴミほりです。
ゴミほり先がわからない場合は先輩に聞きましょう。理系の方は何か話す必然性がないと会話しないというクールな方もいます。でもどんな先輩でも率先して雑用をしてくれる後輩にいきなり冷たく当たる人はいないと思います。貴重な会話の機会でもあります。
そしてゴミほり場所を聞けたら、笑顔でこういうのです
「〇〇さんありがとうございます!」
3.雑用を振れる雰囲気を醸し出そう
自分は研究室の一番下っ端です。そしていままで先輩がしてきた雑用があるでしょう。雑用というものは代々先輩から後輩に受け継がれるもので、だれでも下っ端であれば必ずいつかはやらなければいけないことです。
「めんどくさいこと押し付けんなよ」
とアピールしても残念ですがあなたは絶対に雑用はやらされます。そして先輩に「なんだこいつ」と思われてしまうだけです。ならば
「いつでも雑用を振ってくださいね!歓迎です!」
という雰囲気を醸し出すのです。安心してください。仕事の絶対量は変わりません。
どうせやらなければならないのだから笑顔で引き受けましょう。
そうすることですくなくともこれをして嫌な奴だとは思われないでしょう。
別になんでもかんでも雑用を買ってでてすべて引き受けろといっているのではありません。
あくまで先輩に雑用の引継ぎを行ったとき、後輩のあなたは笑顔で「わかりました!教えてくださり助かります!」というスタンスでいればよいのです。
そして振られた雑用は仲良く同期で等分しましょう。
4.雑用は必ず人の目があるところでやる。でも絶対アピールしない。
せっかく自分の貴重な時間を使って雑用するのですから、どうせなら人の目があるところでこっそりやりましょう。人の目がないところでこっそりやってもそれは他人からするとやってないのと同じです。あいつは何も研究室に貢献しないなとか思われかねません。
こっそりというのも重要で、これを、「あ、ゴミすてに行きますね」とかなんかわざわざアピールしてしまうと、「そんなこといわなくてもいいやろ」とか「やってますよ感だしてんなぁ大したことでもないのに」と思われて、嫌われてしまうかもしれません。
そういう変なアピールをしなければ、とにかく雑用をしてくれる後輩に対して嫌な気分になる人はいないでしょう。
5.「おはようございます」「お疲れ様です」を必ずいう
卒研は長いです。一年あります。ピリピリした中、研究室生活を送りたくないですよね。
この助教の人ちょっと苦手だなとか、この先輩とは馬があわなそうとか色々あるでしょう。
そしてそれはたぶんあってます。
人間ですから苦手な人や性格の合わない人は絶対にいます。しょうがないです。
しかし、同じ研究室なので毎日顔を合わせる必要があります。
顔を合わせるたびに気まずい空気になるのは嫌ですよね。
ですが、朝研究室にいくときに「おはようございます!!」と元気にいう後輩に悪い印象をもちますか?つかれて帰るときに「〇〇さんお疲れさまでした!!」と言ってくれる後輩に嫌な印象を持ちますか?
別に仲良くする必要はありません。苦手な人や馬が合わないひとに対しては、「嫌われない」ようにすればいいのです。
そういう積み重ねが研究室に自分の居場所をつくります。
6.人の目を見て話す
例えばニュースキャスターは絶対にカメラ目線ですよね?ずっと下を向いてるニュースキャスターや、きょろきょろしたニュースキャスターを仮に想像してみてください。
なにやらずっとしゃべっているようですが、、どうでしょう。
あなたに伝わってますか?
そうです。人の目を見て話さないと自分の言っていることが伝わらなかったり、伝える気がないのかなと思わせてしまったり、時にはそれで自分を軽視しているのかな?と思われてしまいます。誰でも目の前で一緒に話している人間くらいには自分のことに興味を持ってもらいたいものです。そこで、目を見て話すと少なくとも自分はあなたに時間を使っていますよということをアピールできます。
そして、これはテクニックなのですが、ある論文で、目をみつめる最適な時間というものを統計的に出したところ3秒がもっとも心地よいらしいのです。そして3秒に一回目をそらす。これを繰り返すとよいでしょう。そして、目をみるときは目をダイレクトに見るのではなく、相手の眉と鼻先のトライアングルの領域をぼんやりみると圧迫感を与えないというデータあります。
ただ、この3秒というのは日常会話においてであって、大事な話をするときはより長い時間ん目を見つめる、あるいは目を見つめっぱなしの方が真剣度があがるという報告もあります。
テクニックを使うかどうかはおいておいて、とにかく相手の目をみて話すと相手にちょっとしたさみしさを感じさせることがなくなります。
以上がいまざっと思いついた気を付けていたことかなぁと思います。
まだまだ僕が気を付けている(気を付けようとしている)ことはたくさんありますが、即実行できわかりやすいものを以上にまとめてみました。
また時間があれば、これらよりちょっと抽象的なことも書こうかなと思います。
ご覧いただきありがとうございました。