ファント・ホッフプロット

ファント・ホッフの式では平衡定数は温度に依存することを学んだ。では、任意の温度における平衡定数を求めるにはどうしたらいいか?

それにはファント・ホッフプロットというものを用いる。

まず、ファント・ホッフの式$\ddp{\ln K_P}{T}=\f{\D H\stst}{RT^2}$  を積分する。そうすると以下のようになる。

$\ln K_{P2}-\ln K_{P1}=\f{\D H\stst}{R}\left(\f{1}{T_2}-\f{1}{T_1}\right)$

ここで縦線を平衡定数の自然対数$\ln K_P$  、横軸を温度の逆数である  $\f{1}{T}$  としたプロットを考える。

このプロットには2種の使い方がある。

(1)

定圧反応熱 $\D H\stst $  とある温度$T_1$ における$\ln K_P$ がわかっている場合→任意の温度Tにおける平衡定数g

$\ln K_P-\f{1}{T}$ グラフは以下のようになる。

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