H29 物理化学標準

$\newcommand\R{{\rm R}}\\\newcommand\I{{\rm I}}\\\newcommand\P{{\rm P}}$
$\newcommand\i{{[\rm I]}}\\\newcommand\r{{[\rm R]}}\\\newcommand\p{{[\rm p]}}$

(1)-(a)の解説

(1)-(b)の解説
(1)-(c)の解説
(1)-(d)の解説
(1)-(e)の解説
(1)-(f)の解説(未完)

(2)
(g)項間交差と内部転換である。項間交差は異なる多重度を持つ状態の間で起こる無放射遷移のことで、内部転換は同じ多重度をもつ状態の間で起こる無放射遷移のことである。

(h)未回答です。

(i)

XeCl*という化学種は励起状態にあるときだけ存在することができる。これは、化学種がそのネルギーを失うと、低エネルギーの解離した状態になるためである。つまり、励起錯体は、エネルギーの高い上側の状態でのみ存在できるので、下側の状態にはいかなる占有数も存在しない。そのため、レーザ発振に必要である、「占有数の逆転」を作り出すことができ、適している。

※このような方式で発振するレーザーを励起錯体レーザーといいます。

参考)アトキンス 物理化学 下 第10版 p589

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