面談受付(+じじい臭いアドバイス)

半導体業界への就職にご興味ある大学生の方へ

ZOOM面談受け付けます!

このホームページの主は大手の半導体企業で働くプロセスエンジニアです。会社とは関係なく個人的に半導体業界への就職しようとしている理系大学生への支援活動ができないかなと思い、ZOOMでの相談を始めようとしています。所属会社とは全く関係なく活動するため一般的なお話しかできませんが、半導体業界の一線にいるエンジニアとお話する機会を大学生の皆様に活用いただければと思います。
例えば半導体系に行きたいと考えている大学3年生の方には研究室選びに関するアドバイスを、大学4年生・修士1年の方には今現在のあなたが行われている研究が半導体業界のどこで需要があるかどうか一緒に考えたりできます。
需要があるかどうかを確かめるためにまずはじめに趣味的に無料相談を受けたいと思います。ご興味のある方は「ZOOMでのトーク希望」の件名で下記のテンプレートを用いてconfirmation.mail.from.home.01★(★以下はジーメールのアドレスです)までメールをお送りください。準備はいりません。どうぞよろしくお願いいたします。

件名:ZOOMでのトーク希望
面談時間:30分間
学年:(大学2年~修士2年)
希望時間 : 土日の深夜22-早朝7時のうちの可能な時間

 

じじい臭いアドバイス(私と同じような多少真面目な理系大学生向け)

旧帝未満の大学生で平均年収800万くらいのメーカーに入りたい人向け。

端正なルッキングや人間的魅力・生まれつきの才能に乏しい場合は、ある程度の社会的地位とお金の余裕くらいは持っておきましょう。より厳しい人生になります。ただし、そんな人には必死に箔をつけたりポジション取りをするしか手段が残されてないです。

私が就活したときは下記のことを行っていけばおそらく受かると思いますが、年々情報格差が小さくなっているので下記の努力じゃ足りないかもです。とにかく必死になりましょう。

【大学院を出ようと思っている1・2年の方向け】ただ勉強頑張ってるだけでは・研究に打ち込んでいるだけでは良い条件の企業に行くことはできないです。そもそも何の勉強・研究をするかで生涯賃金が大きく変動します。それを理解するために勉強と同じくらい就活・業界調査を頑張ってください。(大学院を出るならなおさらです。)現在あなたが旧帝大以上の学生であれば、そのまま自大の院に行ってもよいです(それでもちゃんと上記の調査を行ってください)。それ以下は旧帝大以上の大学院試験合格のための勉強もすぐに始めてください。豊田工大は例外(おとなしく豊田系に入るのが最も生涯賃金の期待値が高い)。割とちゃんと勉強しないと、大学院試験で詰むのは当たり前ですが、大学院・就職後に成果を出すのが難しくなります。

【大学3年】
卒業研究の研究室選びは重要ですが、大学院を変える場合は踏み台なので、正直大学院の研究室とあまり変わらない研究分野ならどこでも良いです。旧帝のプロパーの人は死ぬ気で選んでください。

【大学4年】死ぬ気で大学院試験受かってください。卒論は卒業できればそれで良いですが、学会発表とかしていると2年後のエントリーシートに書ける。

【修士1年】死ぬ気で研究してください。できれば1年目の冬くらいで学会発表してください。(エントリーシートに書けるため)企業に送り付けるエントリーシートを今からでも書き始めてください。多分理系大学生の最も苦手な対人スキルも面接で要求されます。中の下くらいにはなってください。表情やそつない受けごたえとかを練習しましょう。

【修士2年】内定がきまったら卒業できるようにいまから卒論を書き始めてください。なんだかんだ卒論を書く時間が無くなります。(2度目の学会発表など)必ず卒業してください。

上記を行えば、2022年時点では結構な確率で希望企業に入ることができると思います。(冒頭にも言った通り、年々努力量は増えます。20年前のセンター試験と今の共通テストが違うように、求められるものが大きくなるからです。)

注意点としては、希望企業を選定するのが一番難しいです。希望企業とはあくまで自分の能力で行ける最大に待遇の良い企業のことです。どうしても専門分野の壁、次に才能や能力の壁があります。
化学系は就職に強い寄りですが電電や機械工学には負けます。(情報系はオールマイティでどこのメーカーでも行けるポテンシャルあり。ただ、専門分野の壁は薄い代わりに才能と能力の壁が厚い。)
年収2000万越えキーエンスとかだと電電や機械系でないとそもそも無理でしょう。(化学は求められてないはず。あと、旧帝上位の能力がないと難しい)
年収1300万のファナックとかも機械系オンリーです。
同じく年収1300万の東京エレクトロンは化学系でもいけますが、薄膜系・材料系・レジスト・プロセス工学などの半導体に関連した分野に絞る必要があります。そんなことくらいは大学1年の時に把握しておきたいところ。

あと企業選定の際は、できるだけ成長産業の成長企業に行った方が良いです。時価総額が大きくかつ財務状況が健全である方がよいです。あと平均年収なので、どれだけ良いメーカー企業でも最初は500万スタートくらいです。過剰な夢を持たないようにしましょう。

【ウルトラC】
日系のメーカーでも海外赴任になれば社会人2年目でも年収は1000万を余裕で超えます。確度の高めの妄想ですが、キーエンスだと2500-3000万くらい、普通の大手企業だと1000万-1500万くらいと思われます。でも海外赴任できるかは能力ではなく、運です。割合も相当多いところで2年目(ビザの関係上)から20人に一人くらいの抽選があるイメージ。職種によっては絶対に海外赴任がない部署もあります。海外赴任したいと言い続ければ、20年くらい勤務して海外赴任のチャンスが1回くらいあるかなーくらいの気持ちでいきましょう。何がとは言いませんが、私は1.5くらいです。

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